写真はおもや5A(アンペア)契約の電気料金払い込み票。1kWh 超過してます(笑)
おもやは和室二間と台所、洗面所、簡易水洗トイレ、風呂場がある平屋の小さな家です。武雄温泉駅からも近く、市役所、温泉、武雄市図書館、三千年の大楠さん、などすべて歩いて数分で行ける街中の便利な場所にあります。
今からほぼ一年前の2014年の年末に、おもやと出会い、家を借り始めて、熊本と武雄の2地域暮らしが始まりました。年末年始で水道は使えますが、電気、ガスは契約なしでの生活です。家族4人とワンちゃん一匹、はじめての武雄での年越しでした。といっても2週間ほどですが、暗くなると眠り、明るくなると起きる、すごく動物的な感じです。これはこれで新鮮な感じでした。
また、おもやにとって都合のいいことに、家の正面の4階建てマンションの1階が進学学習塾で、夜10時まではこうこうと電気が灯り、道向かいのおもやの室内まで照らしてくれます。借景ではなく借光とでもいうのでしょうか。これで夕食と食後のだんらんまですごせることもありました。受験生〜、光をありがとう、と今も感謝しています。
ただし、そのころ困ったのがMacbookノート2台とケータイ、デジカメ等の充電です。パソコン関連でWifi環境については、当時、市役所の電波が弱いながらも使える時があり、裏の菜園のある庭に出て、川向こうの市役所に感謝しながら、ネットを使わせてもらった時もあります。
また、以前、神奈川の藤野電力さんの50Wソーラーパネル自家発電ミニシステムを阿蘇のしゅんろうさんのワークショップで作成したものがありましたが、バッテリー蓄電能力が衰えをみせ、夜はほぼ使えなかった状況もあり、ときどき使うキャンプ用品の照明の電池代もけっこうかかってしまうので、そろそろ最小限の電力契約を考えました。
電話で九電に最小限の電力契約を相談してみると、10Aより小さな契約で5Aがあること、毎月12kWh(キロワットアワー)の電力料金込みで、基本料金308円。一日にすると10円。おお、安い〜。もともとアパートなどの階段や廊下の契約用途が多いそうです。
計算すると消費電力は一日当たりざっと400Wh。流し台の上によくある20Wの蛍光灯が20h(時間)使える計算です。照明もトイレ、洗面所、キッチン、和室、同時に使わなければ十分そうです。
もともと冷蔵庫、電子レンジ、エアコン、ヘヤードライヤー、電気炊飯器、電気ポット、電気掃除機などは使う予定はなく、はじめての電力5アンペア暮らしをすることになったのでした。(家族からは一部不安の声もちらほら〜)
旅するオーガニックストア
2015年 昭和の木造平屋のスモールハウス「おもや」から始まった2拠点暮らし。スモールでエコロジカルな暮らしをさぐるラボ。 九州各地にある拠点はどれもカフェであり、学校であり、塾であり、みんなの居場所。 人と出会い、モノと出合い、自然と出会う、そんな居場所。 みんなの居場所だから、そこにあるものをたいせつにすることだけが唯一の約束。 いってらっしゃい。お帰りなさい。お茶でも飲みましょう。
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