糞土思想〜お米と田んぼと共に〜

先週土曜の午後、熊本市の現代美術館で「災害時のトイレを考える」講演会があり、でかけた。

講師は、知る人ぞ知る伊沢正名(いざわまさな)氏。2006年から糞土師(ふんどし)として糞土思想を広められている。早めについたので、始まる前に少しだけだが、尾道や大阪での「せいめいのといれ」展のことや村上大樹氏の「うんちからはじまるせいめいのはなし」の書籍を手に取っていただき、7月に熊本でうんこからはじまるイベントをやりますと伝えた。


とにかく43年間、ノグソうんこを続けてきた人。自然保護活動者から始まり、きのこの写真家、そしてノグソうんこの伝道者として糞土師。筋金入りの思想を多くの人に伝え、お尻をふく心地よい葉っぱを笑顔で楽しそうに紹介いただき、私も参加者も楽しく感動。


水や電気が止まり、紙がなくなったとき、ヒトはどうやってうんこをすればいいのか、社会通念にとらわれすぎることなく、自由に、かつ自分のうんこの責任を自覚し、他の生命をも育む、崇高な所作としてのシンボルの「ノグソうんこ」。

7月のせいめいのといれ製作展示や九州キャラバンに向けて胸が高まりました。尾道のよろずクリエイターやすくんのバイオマストイレの製作ワークショップも計画中。乞うご期待。

尾道在住の村上大樹氏「うんちからはじまるせいめいのはなし」絶賛通販中。こちらで購入できます。

https://chiisaikaish.thebase.in/items/6245958

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旅するオーガニックストア

2015年 昭和の木造平屋のスモールハウス「おもや」から始まった2拠点暮らし。スモールでエコロジカルな暮らしをさぐるラボ。 九州各地にある拠点はどれもカフェであり、学校であり、塾であり、みんなの居場所。 人と出会い、モノと出合い、自然と出会う、そんな居場所。 みんなの居場所だから、そこにあるものをたいせつにすることだけが唯一の約束。 いってらっしゃい。お帰りなさい。お茶でも飲みましょう。